レオン・ライ、チャン・ツィイーが安藤政信にエール!「花の生涯/梅蘭芳」
2009年2月26日 12:00

[映画.com ニュース] 中国の巨匠・チェン・カイコー監督が、93年の大ヒット作「さらば、わが愛/覇王別姫」以来再び京劇の世界に挑んだ「花の生涯/梅蘭芳」のプレミア上映会が、2月25日、新宿ピカデリーで行われ、出演者のレオン・ライ、チャン・ツィイー、安藤政信が舞台挨拶のため登壇した。
本作はライ扮する実在の女形俳優・梅蘭芳が、時代の波に翻弄されながらも京劇一筋に生きる姿を描いた一大叙事詩。ツィイーは梅蘭芳と恋に落ちる男形を、安藤は梅蘭芳と深い絆で結ばれる日本人将校を演じている。
中国の伝統芸能である京劇の役者を演じたことについて、ライは「撮影中は勉強と努力の日々。監督から中国文化についてたくさんのことを学びました」と振り返り、ツィイーも「衣装の身につけ方や髭のつけ方、歩き方など、2か月間京劇の訓練を受けました」と役作りの苦労を明かした。
初の海外作品にして劇中で中国語を披露した安藤は、「言葉の面での苦労は分かっていたけれども、是非参加したかった」と本作にかけた熱い思いを告白。「中国で吹替えは当たり前ですが、僕は自分の声で観客に伝えたかった。本当に努力しました。自分でもそう思います」としみじみ語ると、観客から拍手が沸き上がった。
韓国での撮影経験があるライは、「安藤さんの気持ちが分かったので、一緒にご飯を食べに行きました。そのとき感じたのは、彼が本物の芸術家であること」と安藤を称賛。かつて日本に来て鈴木清順監督の「オペレッタ狸御殿」に出演したツィイーも安藤の気持ちが分かるといい、「引き続き中国語を頑張ってもらい、機会があれば共演したい」とラブコールを送った。
「花の生涯/梅蘭芳」は3月7日より新宿ピカデリーにて先行公開、以後順次全国で公開となる。
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