花の生涯 梅蘭芳
劇場公開日 2009年3月7日
解説
1993年に「さらば、わが愛/覇王別姫」でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞したチェン・カイコー監督が、再び中国の伝統演劇の京劇を題材にした実話に基づくドラマ。京劇の全盛期に登場した天才的な女形・梅蘭芳(メイランファン)の波乱に満ちた生涯を描く。主演は「天使の涙」「インファナル・アフェアIII」のレオン・ライ、「SAYURI」のチャン・ツィイー。梅蘭芳への敬意と軍への忠誠心とに揺れる日本人の軍人役で安藤政信も出演。
2008年製作/147分/中国
原題:梅蘭芳
配給:アスミック・エース、角川エンタテインメント
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2018年11月12日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
激動の20世紀。10代の女形スターとして京劇の世界に君臨する梅蘭芳。前半はライバルとの勝負!みたいな話だけど、この部分がちっとも面白くない。結婚して、チャン・ツィイーと恋に落ちる辺りから面白くなってくるのだ。しかし、アメリカ公演を成功させた後も彼女が去ってしまっているので映画に締りがなくなってくる・・・まぁ、伝記だからしょうがないんだろうけど。
日本軍が南京を攻め落とした際に日本軍の宣伝にされているとしたときも、もうちょっと葛藤があってもよかった。
2014年12月31日
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鑑賞方法:DVD/BD
京劇俳優の生涯を描いた映画といえばやはり「覇王別姫」だが、こちらは実在した人物の物語。レオン・ライとチャン・ツイィーの共演をどうしてもレスリー・チャンとコン・リーの二人と比較してしまう。面長のレオン・ライが女形役者というキャスティングがそもそも彼に酷だった気がする。
2012年12月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
美青年の日本の俳優安藤政信くらいで、何度も睡魔が来る映画でした。
中国の京劇が絡んだ映画は、退屈な物が多いなぁ。あまり期待していなかったけど、期待以下でした。。
チェン・カイコーは果たして何がしたかったんだろうか?
そして何を描きたかったんだろうか?
「花の生涯 梅蘭芳」には画的な美しさこそあるかもしれないが、一言で言ってしまうと、何とも退屈なドラマを見せられたという気持ちだ。もっとひどく切り捨ててしまうと、監督の演出に抑揚がないので、ドラマにすらなっていない、という印象だ。主役の梅蘭芳に扮したレオン・ライ、その愛人に扮したチャン・ツィイーともに熱演しているだけに監督の技量を疑ってしまう1本だった。何とももったいない。
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