「カンフー・パンダ」がアニー賞11部門総なめ。「ウォーリー」は無冠
2009年2月2日 12:00
[映画.com ニュース] ハリウッドのアニメーション界の祭典である第36回アニー賞の授賞式が米ロサンゼルスで1月30日に行われ、17のノミネートを受けていたドリームワークス・アニメ「カンフー・パンダ」が11部門で受賞した。
アカデミー長編アニメーション賞の大本命と目され、同賞でも9つのノミネートを受けていたピクサー・アニメ「ウォーリー」は意外にも無冠。5つのノミネートを受けていたディズニー・アニメ「ボルト」もまた無冠だった。
「カンフー・パンダ」は、長編アニメーション賞、監督賞(ジョン・スティーブンソン&マーク・オズボーン)、脚本賞をはじめ、作曲賞、キャラクターデザイン賞、美術賞、声優賞(ダスティン・ホフマン)など10部門を制覇、さらにゲーム版も評価されてビデオゲーム賞を受賞。総計11部門で「ウォーリー」や「ボルト」のライバル陣を一蹴した。ドリームワークスはTV部門で4部門受賞した「Secrets of the Furious Five」との2作品で、15部門を独占した。
短編アニメーション賞は、アードマン・アニメーションの「ウォレスとグルミット」の新作「Wallace & Gromit: A Matter of Loaf and Death」だった。ピクサーの短編アニメ「マジシャン・プレスト」(「ウォーリー」併映作品)はこの部門でも受賞を逃した。
「ウォーリー」
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