伊坂幸太郎の「重力ピエロ」完成。小日向文世のヅラに注目?
2009年1月21日 12:00

[映画.com ニュース] 人気作家・伊坂幸太郎の同名小説の映画化「重力ピエロ」の完成披露試写会が1月20日、東京・有楽町朝日ホールにて行われ、主演の加瀬亮、岡田将生、吉高由里子、小日向文世、監督の森淳一、脚本家の相沢友子が舞台挨拶に登壇した。
本作は、泉水(加瀬)と春(岡田)の兄弟が、多発する放火事件の謎を追っていくうちに、家族が抱えるつらい過去に向き合うことになる姿を描いたミステリードラマ。
それぞれ撮影を振り返って、加瀬は「自分の解釈が邪魔になるので、原作は読まなかった。春とお父さん(小日向)が話の中心なので、現場では2人に寄りかかるようにしてました」、岡田は「つかみどころがない役なので、常にもがきながら死にそうでした」とコメント。今年で20歳を迎え、新成人として晴れ着姿で登場して舞台に華を添えた吉高も、「(原作ファンの)イメージをぶち壊すのではないかと不安でしたが、監督と話し合って演じていきました」と話し、多くのファンを抱えるベストセラーの映画化ならではのプレッシャーを各々が感じていたようだ。その原作を脚色した相沢も、「伊坂さんの小説がもつ軽やかな空気感を壊さないようにした」と苦心した点を話した。
一方で、加瀬と岡田の父親役を務めた小日向は、カツラを着用して演じた若かりし日のシーンについて言及。「どれだけ若返ることができるかだけが気になっていた。こだわったところはヅラ。しわを引っ張ったりもしましたが、(完成した映画を見ると)結構いけてる(笑)」と話して会場を笑わせた。
「重力ピエロ」は原作者・伊坂が在住し、作品の舞台にもなっている仙台市を含む宮城県で4月25日に先行公開。5月23日より全国ロードショー。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“胸アツ”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ