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太陽の塔が“ともだちの塔”に変身!原作の浦沢直樹は「泣きそうです」

2009年1月20日 12:00

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太陽の塔の前で“芸術が爆発”
太陽の塔の前で“芸術が爆発”

[映画.com ニュース] 浦沢直樹原作の大ヒットコミックを3部作で実写映画化する「20世紀少年」の第2弾「20世紀少年/第2章 最後の希望」の完成披露イベントが、大阪・吹田の万博記念公園で行われ、堤幸彦監督、原作者の浦沢、主演の豊川悦司常盤貴子香川照之平愛梨らが参加した。

昨年8月公開の「第1章」完成披露イベントの2倍となる約8000万円をかけたという今回のイベントは、公園内にある故岡本太郎の世界的芸術品・太陽の塔(高さ65メートル、腕の長さ25メートル)に、約700キロのバルーン(中央部分/現在の太陽)と約300キロの“ともだち”マークを(頂部/未来の太陽)を装飾し、劇中に登場する“ともだちの塔”に改装。75発の花火と特別映像の演出を施し、約1000人の観客の前でお披露目された。

イベントを間近で見た主演の2人は「最初はけしからんと思ってましたが、想像以上にやってくれた」(豊川)、「私も最初は岡本太郎先生に申し訳ないと思ってましたが、ここまでやると、あの破天荒な岡本先生も喜んでくださるのでは。まさに“芸術が爆発”しましたね(笑)」(常盤)とそれぞれに喜びのコメント。原作者の浦沢も「泣きそうです(笑)。なぜ『20世紀少年』がこういう話になったかというと、それは僕が大阪万博に来られなかったから(笑)。(この感動で)もう一本漫画が作れそうです」と大感激の面持ちで語っていた。

20世紀少年/第2章 最後の希望」は、1月31日より全国ロードショー。

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