注目の放送映画批評家協会賞は「スラムドッグ$ミリオネア」!
2009年1月13日 12:00

[映画.com ニュース] 北米のTV、ラジオ、インターネットの映画評論家200名で構成されるブロードキャスト映画批評家協会(BFCA)主催の第14回クリティックチョイス・アワード授賞式が1月8日に米サンタモニカのサンタモニカ・シビック・オーディトリアムで行われた。
注目の作品賞を受賞したのは、インド・ムンバイを舞台に、スラム街で育った青年の「クイズ$ミリオネア」への挑戦をドラマ仕立てにした、ダニー・ボイル監督作「スラムドッグ$ミリオネア」。同作はまた、監督賞、脚本賞(サイモン・ボーフォイ)、新人俳優賞(デブ・パデル)、作曲賞(A・R・ラフマーン)の計5部門を制覇した。
「ミルク」でゲイの活動家ハーベイ・ミルクを演じたショーン・ペンが主演男優賞を受賞。同作はアンサンブル演技賞も受賞。「レイチェルの結婚」で家族のトラブルメイカーとなる若い女性を演じたアン・ハサウェイと、「ダウト/あるカトリック学校で」で厳格な尼僧を演じたメリル・ストリープが主演女優賞を同時受賞。奇しくも「プラダと着た悪魔」のヒロインと鬼編集長だった2人が賞を分けた。
「ダークナイト」でバットマンの宿敵ジョーカーを演じたヒース・レジャーが助演男優賞、「愛を読むひと」で元ナチ強制収容所の看守を演じたケイト・ウィンスレットが助演女優賞を受賞した。
アニメ映画賞は「ウォーリー」、アクション映画賞は「ダークナイト」、外国語映画賞はイスラエル映画「バシールとワルツを」、ドキュメンタリー映画賞は「Man on Wire」、主題歌賞は「ザ・レスラー」の表題曲を歌ったブルース・スプリングスティーンが受賞した。
TV映画部門では、第2代合衆国大統領を描いたHBO制作「ジョン・アダムス」が作品賞を受賞した。
「スラムドッグ$ミリオネア」
▽主演男優賞
ショーン・ペン(「ミルク」)
▽主演女優賞(同点)
アン・ハサウェイ(「レイチェルの結婚」)
メリル・ストリープ(「ダウト/あるカトリック学校で」)
▽助演男優賞
ヒース・レジャー(「ダークナイト」)
▽助演女優賞
ケイト・ウィンスレット(「愛を読むひと」)
▽アンサンブル演技賞
「ミルク」
▽監督賞
ダニー・ボイル(「スラムドッグ$ミリオネア」)
▽長編アニメ映画賞
「ウォーリー」
▽アクション映画賞
「ダークナイト」
▽新人俳優賞
デブ・バテル(「スラムドッグ$ミリオネア」)
▽脚本賞
サイモン・ボーフォイ(「スラムドッグ$ミリオネア」)
▽音楽賞
A・R・ラフマーン(「スラムドッグ$ミリオネア」)
▽主題歌賞
ブルース・スプリングスティーン(「ザ・レスラー」)
▽ドキュメンタリー映画賞
「Man on Wire」
▽外国語映画賞
「バシールとワルツを」(イスラエル)
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