ロマコメ好きは恋愛で失敗する?英大学の調査結果
2008年12月19日 12:00
[映画.com ニュース] 今後、デートムービーにはホラー映画を選んだほうがいいかもしれない。英エジンバラにあるヘリオット・ワット大学が行った調査によれば、ロマンチック・コメディが好きな人は恋愛に対して非現実的な期待を抱きがちで、実際のパートナーとの関係において、コミュニケーション不足などで失敗するケースが多いことが分かった。
ヘリオット・ワット大学の心理学者たちが、「ユー・ガット・メール」「メイド・イン・マンハッタン」「ウェディング・プランナー」「あなたが寝てる間に…」など1995年から2005年の間にヒットしたロマコメ40本を検証したところ、共通してあまり現実的とは思われないテーマが見つかったという。
同大学のビャーネ・ホームズ博士は、「結婚カウンセラーたちがよく言うことですが、セックスは常に完璧なものであるべきで、相手が本当に運命の人であるならば、あえてコミュニケーションをとろうとしなくても自分のことを理解してくれるはずと考えているカップルが非常に多いのです」と語る。「ほとんどの人は、完璧な関係など幻想だと思っています。でも、映画その他のメディアで描かれる恋人同士の姿に、想像以上に影響されている人も多いということです」
今回の調査ではまた、学生200人に実験に参加してもらい、うち100人にジョン・キューザックとケイト・ベッキンセール主演のロマンチック・コメディ「セレンディピティ」(01)を、別の100人にデビッド・リンチ監督作品を鑑賞させた。
その結果、「セレンディピティ」を見た学生たちのほうが、その後“運命の恋”を信じる確率が高かったといい、その傾向は総じてロマコメ・ファンに多く見られることも分かっている。
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