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「猿の惑星」復活か!監督は名脚本家スコット・フランクに決定

2008年12月5日 12:00

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[映画.com ニュース] 「猿の惑星」シリーズと言えば、60年代に「クレオパトラ」(63)で屋台骨が揺らいだ20世紀フォックスの人気SFシリーズ。先日、フォックス側からその新作を製作することを認める発言があり映画ファンから驚きの声が上がったが、すでに監督も決まっているようで、業界情報紙プロダクション・ウィークリー最新号が、「シーザー」と題された同作の監督欄に「スコット・フランク」と記載。それを受けた米映画情報サイトCHUD.comがフランク監督当人に直撃取材をし、その事実が確認された。

スコット・フランクは名脚本家として知られ、エルモア・レナード原作の「ゲット・ショーティ」(95)と「アウト・オブ・サイト」(98)、フィリップ・K・ディック原作の「マイノリティ・リポート」(02)、「飛べ!フェニックス」をリメイクした「フライト・オブ・フェニックス」(04)などを脚色。07年の「ルックアウト/見張り」で監督デビューを飾った人物だ。

原題「シーザー」は、オリジナルの第4作「猿の惑星・征服」(72)の主人公のチンパンジーと同じ名前だが、フランク監督によると、その新作はリメイクではなく、猿たちがなぜ人間たちを支配するに至ったかという原点を描くという。公開されているシノプシスでは、高い知能を持ち、人間に育てられたチンパンジーが猿たちを率いて革命を起こすという内容になっており、第4作「猿の惑星・征服」や第5作「最後の猿の惑星」(73)と似通っているだけに、物語の設定がオリジナルとは大きく違うのだろう。

スコット監督は、シリーズ第1作「猿の惑星」(68)のプリクエル(前章)として構想しており、このたび新たに作られる映画は壮大なサーガの序章になるとも明言しており、新シリーズ化が計画されている。01年にはティム・バートン監督のメガホンで「PLANET OF THE APES/猿の惑星」としてリメイクされたが、同作ではシリーズ化されていないが……。

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