マル・デル・プラタ映画祭最高賞に「歩いても 歩いても」。監督賞は黒沢清
2008年11月17日 12:00
[映画.com ニュース] アルゼンチンのブエノスアイレスで行われていた第23回マル・デル・プラタ国際映画祭が11月16日閉幕、是枝裕和監督のホームドラマ「歩いても 歩いても」が国際コンペティション部門の最優秀作品賞(ゴールデン・アストール賞)に選ばれた。
また、実質2位にあたる監督賞(シルバー・アストール賞)が「トウキョウソナタ」の黒沢清監督に贈られ、日本映画が上位を独占する格好になった。
マル・デル・プラタ国際映画祭は南米最大規模の映画祭で、今年度は388本の長編短編が上映された。その他、デンマーク映画「Fear Me Not」(クリスチャン・レブリング監督)が主演男優賞(ウルリク・トムセン)と脚本賞、スイス・フランス・ベルギー合作「Home」のイザベル・ユペールがで主演女優賞を受賞している。
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