ポール・ニューマン遺作「ミーアキャット」で三谷幸喜が吹き替え
2008年11月4日 12:00
[映画.com ニュース] 人気脚本家にして、「THE有頂天ホテル」「ザ・マジックアワー」の大ヒットで、すっかり映画監督としてもお馴染みになった三谷幸喜が、来年1月10日公開のドキュメンタリー映画「ミーアキャット」の日本語版で、自身初となるナレーションに挑戦することが、10月31日、配給のギャガ・コミュニケーションズより発表された。
「ミーアキャット」は、「ディープ・ブルー」「アース」を製作したイギリスのBBCフィルムズが手がけた最新作で、アフリカ・カラハリ砂漠に生息するミーアキャット(マングース科)の家族の姿を追ったドキュメンタリー。英語版では、9月に亡くなった名優ポール・ニューマンがナレーターを務め、彼の遺作となったことでも話題の作品だが、ギャガによると「『ミーアキャット』のキュートでコミカルな世界を格調高く、かつユーモラスで愛らしく語れ、動物愛に溢れる人」ということで、三谷にオファーしたとのことだ。
一方、白羽の矢を立てられた三谷にとって、声をあてるニューマンは憧れの存在。また、映画の内容についても、「過酷な大自然の中を、先祖から受け継いだ知恵と勇気で生き抜いていくミーアキャットたち。どんなアクション映画よりもエキサイティングで、どんな人間ドラマよりも感動的。生きることの素晴らしさを、彼らから教えられた気がします」とコメントを発表。名作TVコメディ「やっぱり猫が好き」でも知られる三谷が、どんなナレーションを披露するのか楽しみだ。