「バイオハザード」がCG映画に!神谷誠監督が見どころを語る
2008年10月17日 12:00

[映画.com ニュース] 96年に発売されて以来、全世界で大ヒットを記録しているゲームシリーズ「バイオハザード」が遂にフルCG映画化。この「バイオハザード/ディジェネレーション」で長編監督デビューを果たしたのが、「日本沈没」「L change the WorLd」の特撮監督としても知られる神谷誠だ。ゲームの「2」と「4」の主人公レオンが、「2」で共闘したクレアと再会し、空港を巻き込むゾンビパニックに挑むというファン垂涎のストーリーを映像化した神谷監督に話を聞いた。
企画の初期段階から参加した神谷監督は、製作委員会で出たアイデアをベースに脚本家の菅正太郎とストーリーを構築。その過程で、「“CG映画ならではのギミック”にこだわった」という。特に、ラストで繰り広げられる壮絶な戦闘の舞台“ドーム型の研究所”には目を見張る。
「研究所は菅さんのアイデアですが、『CGならではの空間を作りたい』というお願いはしました。日本の実写映画では(予算的な問題で)通らないようなアイデアを実現できるのが面白いところですね。舞台が空港なら“最初から飛行機を墜落させたらどうか?”とか(笑)。あと細かい話ですが、ガソリンで炎を作るような“映画用の爆発”ではなく、もっと爆発の速度が速く、炎が少ししか出ない“本物の爆発”を再現しています」
神谷監督は、「バイオ~」と同じカプコン社製のゲーム「ディノクライシス3」のムービー演出が縁で、今回の監督を務めることになったのだが、ゲームのムービーと映画の違いをこう表現してくれた。
「ムービーは、ゲームの“つなぎ”でしかないんです。主人公たちがモンスターと対峙して“よし、戦うぞ!”という部分まで。作り手としては、どうしてもストレスがたまります(笑)。それを(映画では)全編通してやれるっていうのは、やりがいがありましたね」
本作は、「4」と次回作「5」の間をつなぐエピソードでもあり、本編上映後にはその「5」の最新映像が上映される。
「ファンはもちろん、ゲーム未体験の方も楽しめる作りになっていますから、本作をきっかけに“バイオ・サーガ”を楽しんでいただければうれしいです」
「バイオハザード/ディジェネレーション」は、10月18日より新宿ピカデリーほかにて2週間限定公開。
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