長谷川京子と河瀬直美監督が暴露合戦!「七夜待」女性限定試写会
2008年10月15日 12:00

[映画.com ニュース] 「殯(もがり)の森」で第60回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞した河瀬直美監督の最新作「七夜待(ななよまち)」の“女だらけの特別試写会”が10月14日、東京・台場のホテルグランパシフィックLE DAIBAで行われ、上映前に主演の長谷川京子と河瀬監督がトークショーを行った。
本作は日常をリセットするためにタイにやって来た30歳のヒロイン、彩子(長谷川)が、タイ人の母子や1人のフランス人男性との交流、古式マッサージを通して、自分自身を見つめ直す物語。
今回、河瀬監督と初タッグとなった長谷川は「物を創る人として尊敬しますし、女としても人生の先輩。家庭を守りながら、こんな作品も撮れるのかと刺激になりました」と語ると、河瀬監督も「長谷川さんは非常にナチュラルで無垢な人」と長谷川の魅力を分析。
撮影後、1年ぶりに監督と再会した長谷川は、監督から「撮影のときは“リアル彩子”だったよね」と言われたそうで、「あの頃は自分自身、30代を迎える前でもがき苦しんでいたので、役と自分がリンクした。いろんなものを身につけてキレイになりたいと思っていた20代に比べて、余分なものをそぎ落としていくのが30代。そこに“色気”が生まれるんだとこの作品を通して学びました」とアラサー世代の観客に向けて力強く語った。また、心も体もキレイになるには?との質問に「いちばんは恋愛かな?」とどこか歯切れの悪い長谷川に対し、監督は「(長谷川は)普段は恋バナしてますよ。求めるだけじゃなく、自分が好きならいいって言ってたよね。最近キレイになったから恋愛してるんじゃないの?」とツッコミ。長谷川も「監督だってダンナさんとラブラブ。自分の写真を(ダンナさんの)待ち受け画面にさせてるみたいですよ」と応戦し、仲の良さをうかがわせた。
最後に、長谷川が「私の人生の中で“女優”は大部分を占めているわけではないんです。それ以外の生活が結果として女優という仕事に影響を及ぼしてくれればいいなと思っています」と抱負を述べると、監督はうなずきながら「今後の長谷川京子からますます目が離せません!」とお茶目にイベントを締めくくった。
「七夜待」は11月1日より公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
感情ぐっちゃぐちゃになる超オススメ作!
【イカれた映画を紹介するぜ】些細なことで人生詰んだ…どうにかなるほどの強刺激
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
映画ラストマン FIRST LOVE
「ドラマの映画化か~」と何気なくつぶやいたら後輩から激ギレされた話「これ超面白いですから!!」
提供:松竹
年末年始は爆発・秒殺・脱獄・名作!!
【全部無料の神企画】今年もやるぞ!ストレス爆散!!劇的チェンジ!! 1年の疲れを吹き飛ばそう!!
提供:BS12
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
こんなに面白かったのか――!!
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「早く教えてほしかった…」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
映画を500円で観よう
【2000円が500円に】知らないとめっっっっっっっちゃ損 絶対に読んでから観に行って!
提供:KDDI
今年最大級に切なく、驚き、涙が流れた――
双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした。
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「全員みて」
提供:ディズニー