石原さとみ「別腹で2度楽しんで!」、「フライング☆ラビッツ」初日
2008年9月16日 12:00
[映画.com ニュース] 実在する女子日本リーグ(Wリーグ)の「JALラビッツ」をモデルに、新人キャビンアテンダントがバスケットボール選手としても奮闘する姿を描いた深田祐介の小説「翔べ!ラビッツ」。同作の実写映画版「フライング☆ラビッツ」が13日に初日を迎え、東京・銀座の丸の内TOEI1では、主演の石原さとみ以下、真木よう子、滝沢沙織、渡辺有菜、鹿谷弥生、白石美帆、高田純次、瀬々敬久監督の総勢8名が舞台挨拶に顔を揃えた。
石原が「映画は楽しかったですかーっ!」と元気に声をかけると、早朝から詰め掛けたファンからは大きな拍手。石原は、「とても濃い(撮影の)2カ月間でした。あらためてバスケが好きなんだと思いました」と満足げな表情を見せた。とはいえ、クライマックスの試合の撮影は大変だったようで、「代々木体育館のフルコートを走ってはストップ、走ってはストップの繰り返しで『なんでカットがかからないの?』と思った」(石原)とコメント。一方、バスケは「まったくの素人」だという真木よう子は「本当に試合をやっていたんです。パスがもらえなくて……すごい悲しかった」とつぶやき、会場の笑いを誘った。
瀬々監督が「(バスケも演技も)パーフェクトだった」と絶賛した石原が、「学校は2学期が始まって、会社は中間報告があって大変だと思いますけど(笑)、本作は“別腹”ということで楽しんでください!」と挨拶を締めるた。「フライング☆ラビッツ」は、全国公開中。