長澤まさみ、FOX配給「群青」で本格的なラブシーンに挑戦!
2008年8月18日 12:00

[映画.com ニュース] 女優の長澤まさみが、09年公開の主演作「群青」(中川陽介監督)で本格的ラブシーンに挑戦していることが分かった。沖縄の離島を舞台に、最愛の人を失ったヒロインの絶望と再生を描く本作は、中川監督の原案のもと、作家・宮木あや子がヒロインに長澤をイメージして書き下ろした同名小説(9月29日発売)が原作。共演は佐々木蔵之介(父親役)、福士誠治、良知真次ら。
長澤を起用した理由について、中川監督は「明るく元気で、沖縄の離島の宝物みたいな娘が悲劇的な事件以降、精神的にバランスを崩し、誰もが心を痛める危うい存在となる。この2つの顔を演じられる女優として長澤さんが一番だと思ったから」と説明。「涙そうそう」以来の沖縄ロケとなる長澤は、ナイーブな役柄で本格的なラブシーンにも挑戦、「人間の本能で感じられる映画だと思うので、皆さんも何か少しでも感じてもらえたら」と熱い想いを語っている。
最大の見どころは、愛する女性のため、海人(うみんちゅ)の男たちが命がけで水深20メートルの海底に素潜りするシーン。沖縄の青い海をシネマスコープサイズのフィルムでスケール感いっぱいに映し出すというから、「グラン・ブルー」(リュック・ベッソン監督)を彷彿とさせる作品に仕上がりそうだ。7月3日にクランクインした撮影は、今月5日にすでにクランクアップしているという。
配給は、「タイタニック」「スター・ウォーズ」で知られる洋画配給会社20世紀フォックス。邦画配給は「OUT」(02)以来だが、近年は、ワーナー・ブラザースやソニー・ピクチャーズも邦画配給を成功させていることから、同社はこれを機に本格参入を表明している。
「群青」日本公開は09年。同年2月のベルリン国際映画祭への出品を視野にも入れており、同社特有の国際的配給網を生かした世界配給を目指す。
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