テーマは愛、友情、勇気。ジョン・ウーのライフワーク「レッドクリフ」会見
2008年8月7日 12:00

[映画.com ニュース] 今秋公開のアクション超大作「レッドクリフ」の来日記者会見が、8月6日、東京・六本木のリッツ・カールトン東京で行われ、メガホンをとったジョン・ウー監督、主演のトニー・レオン、金城武、チャン・チェン、リン・チーリン、中村獅童の6人が登壇した。
本作は、長年三国志の映画化を夢見てきた巨匠ジョン・ウー監督(「男たちの挽歌」「M:I-2」)が、三国志の中で最も有名な戦いとして知られる“赤壁の戦い”を、中国映画史上最高となる製作費100億円の巨費を投じて描いたアクションドラマ。呉の武将・周瑜(トニー・レオン)、蜀の天才軍師・諸葛孔明(金城武)ら呉・蜀の連合軍と、曹操率いる魏軍との壮絶な戦いが前後編の2部にわたって繰り広げられる。
「皆さんの力を借りて、20年来の自分の夢をかなえることが出来た」と挨拶したウー監督は、「本作のテーマは愛、友情、勇気。これまでと一味違う『三国志』のストーリーを楽しんで欲しい。そして活き活きとしてリアリティがあるそれぞれのキャラクターたちの面白さも感じてもらえれば」と抱負を語った。
主演を務めたトニー・レオンと金城武は「赤壁の戦いは、色々な角度から描くことの出来るストーリーだが、ジョン・ウー監督は人を励ますというテーマを真っ正面から取りあげている。団結の重要さ、愛、あるいは平和、そして希望といった、前向きなメッセージが映画に込められている」(トニー)、「三国志ファンにとっては、趙雲、関羽、張飛といった面々の登場が嬉しいし、普通に面白い作品になっているはず。ファンじゃなくても、ジョン・ウー監督のアクション、ロマン、男同士の絆、友情、愛情など、色々なものが含まれていて豊かな作品になっていると思う」(金城)とそれぞれに本作をアピールした。
第21回東京国際映画祭(10月18日より開催)のオープニング作品にも決定した本作は、11月1日全国ロードショー。また、後編は09年春に公開されるという。
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