「ハリー・ポッター6」予告編で、若きヴォルデモートが初公開!
2008年7月31日 12:00
[映画.com ニュース] 「ハリー・ポッター」シリーズ第6弾「ハリー・ポッターと謎のプリンス」(11月21日公開)の予告編がついに公開された。デビッド・イェーツ監督が編集作業は終了したと発言していることから、ワーナー・ブラザースから間もなく正式に完成発表がある模様だ。
この予告編が明らかにするのは、ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)の宿敵であるヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)の出生の謎や、彼が闇の魔法使いになるに至った秘密。その鍵を握る、のちの闇の帝王ヴォルデモート、トム・リドル少年が、ファインズの甥でもある10歳のヒーロー・ファインズ・ティフィンによってダークに演じられており、その若き名優の姿が初めてお披露目された。
また、米全国紙USAトゥデイでは予告編に登場したシーンから、トム・リドルの写真を含む4枚のスチル写真が新たに公開。
イェーツ監督は同紙に「ヒーローの母(マーサ・ファインズ)は映画監督で、とても集中力があってしつけられている。実際にレイフと血が繋がっているが、それが彼を選んだ第一の理由ではない。レイフに顔が似ていたのは有利だったが、彼の才能を買ったからなんだ」とベタボメ。
さらに、4枚の中の1枚のダンブルドア(マイケル・ガンボン)が烈火の中で戦っている写真について、同監督は「紅海を二つに割る(『十戒』の)チャールトン・ヘストンに少し似ているだろう」ともコメントしている。