補欠の甲子園球児たちの熱い夏を描く「ひゃくはち」舞台挨拶
2008年7月29日 12:00

[映画.com ニュース] 甲子園常連校の万年補欠球児を描いた早見和真の同名小説を映画化した「ひゃくはち」のブラスバンドの生演奏付き舞台挨拶が、7月28日、東京・虎ノ門のニッショーホールにて行われ、主演の斎藤嘉樹と中村蒼、ブラスバンド指揮者の斎藤一郎、明治大学應援團吹奏楽部が登壇した。
本作は、京浜高校(架空)野球部員である雅人(斎藤)とノブ(中村)が、甲子園出場という夢を叶えるため、高校最後の夏、県予選大会のベンチ入りを目指してひたむきに練習する姿を描く、補欠候補部員の汗と涙の青春映画。主演に「フレフレ少女」(10月11日公開)の斎藤嘉樹と「恋空」の中村蒼、共演に「クロサギ」の市川由衣、「蛇にピアス」の高良健吾ら若手実力派が勢揃いしている。監督は本作がデビュー作となる森義隆。
劇中で使われているオリジナル応援曲「京浜サンバ」にあわせ、京浜高校野球部のユニフォーム姿で踊りながら登場した斎藤と中村。本格的な野球シーンを撮るため厳しい特訓を行ったそうで、「練習がすごくきつかった。最初の練習で3、4時間は走らされ足がパンパンになった」と斎藤が熱く特訓の苦労を語ると、中村は「森監督は鬼だと思った。けれど作品を見たら猛特訓して良かったと思った」とクールにコメント。劇中と同じように息のぴったり合ったコンビぶりで会場を盛り上げた。
エースでもヒーローでもない役どころについて聞かれると中村は、「今までTVで見る時は、レギュラーの人にしか注目していなかったけれど、補欠役を演じたことでこれから甲子園を見る視線が少し変わると思う」と話した。世界的に活躍する指揮者の斎藤も、「ブラバンの世界にもレギュラーと補欠がいる。(球児の)一生懸命な姿が見たい」と8月2日から始まる第90回全国高校野球選手権に出場する甲子園球児へ向けてエールを送った。
「ひゃくはち」は8月9日よりテアトル新宿ほか全国ロードショー。
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