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キアヌ・リーブス主演「地球が静止する日」予告編と不気味なポスター登場

2008年7月29日 12:00

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宇宙から来た救世主?
宇宙から来た救世主?

[映画.com ニュース] 今年の暮れの超大作、スコット・デリクソン監督(「エミリー・ローズ」)のSF巨編「地球が静止する日」(12月12日全米公開、12月19日日本公開)の米公式サイトに予告編が登場。キアヌ・リーブス演じる異星人クラトゥが操る巨大ロボットの“ゴート”が閃光を放つポスターも発表された。

サンディエゴ・コミコン(SDCC)にリーブスとジェニファー・コネリーと共に登場したデリクソン監督はパネルディスカッションの中で、51年のオリジナル版「地球の静止する日」(ロバート・ワイズ監督)でも人気を博した巨大ロボットのゴートについて、「ゴートが出ない『地球が静止する日』なんてあり得ない。我々は撮影前から、どのようにゴートを現代の観客にアップデートして見せるか吟味してきた。どのくらいの大きさにするか、どのような形状にするか。人間にするか、やはり人間ではまずいだろう、とかね」と語り、結局はオリジナル版に近いデザインでゴートを登場させることになったそうだ。そのVFXは、「ロード・オブ・ザ・リング」の工房だったニュージーランドのWETAスタジオで行われたという。

巨大ロボットと言えば、日本映画「20世紀少年」でも実写のロボットが登場するが、デリクソン監督は、SF映画のアイコンとも言えるゴートが怪光線を放つスペクタクルシーンを用意したそうで、それは予告編のラストでも一瞬かいま見える。

また、「リメイク版の脚本家デビッド・スカルパが執筆した素晴らしい物語にこそ、現代的なテーマがあり、リメイクする価値がある」と語るデリクソン監督は、今回、ゴートが大暴れするのは地球の環境破壊問題に警鐘を鳴らす意味があるとも説明した。

なお、リーブスと共演するコネリーは、クラトゥを調べる科学者役を演じる。

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