11歳の小学生が出産!人気コミック「コドモのコドモ」が映画化
2008年6月19日 12:00

[映画.com ニュース] あのTVドラマ「14才の母」もビックリ!? 映画界に“11歳の母”が登場だ。小学生の子供が子供を産むという、さそうあきらの同名漫画(双葉社刊)を映画化した「コドモのコドモ」(萩生田宏治監督)が9月に公開される。
映画界では今年、16歳の女子高生ジュノが妊娠・出産するアメリカ映画「JUNO/ジュノ」が、アカデミー賞脚本賞ほか数々の映画賞を受賞して話題をさらい、日本でも去る6月14日から公開されたばかり。
しかし、「JUNO/ジュノ」は16歳。「14才の母」でも14歳だが、「コドモのコドモ」の主人公・春菜は小学5年生、なんと11歳だ。生理が始まったばかりで、性への知識や意識も不十分な春菜は、同級生の男の子と“くっつけっこ”と称する遊びをするが、その後に、学校の性教育の授業で性行為や妊娠の仕組みを知り、自身の妊娠に気付く。しかし、周囲は誰も彼女の妊娠を信じてくれない。そうこうしているうちにも、春菜の胎内では新たな生命が刻々と育っていく。
映画は昨年、秋田県能代市で撮影され、廃校になった小学校の校舎などがロケ地として提供されたが、「小学生の妊娠・出産」という内容の映画に、地元では撮影に対して反発の声も少なからずあったとか。しかし、低年齢の妊娠・出産をセンセーショナルに煽ることはなく、主人公の妊娠・出産を通して結ばれる人々の絆や命の大切さを温かな視点で描いている。配給元のビターズ・エンドによれば、すでに回り始めているマスコミ向け試写でも好意的な声が多く寄せられているそうだ。「小学生の妊娠というテーマに、特に女性は最初ちょっと引いてしまう方もいらっしゃいますが、見てみると良かったという感じです」(同社宣伝担当)
主人公・春菜役はオーディションで選ばれた新人の甘利はるな。共演には麻生久美子、上野樹里、谷村美月など今をときめく若手女優から、宮崎美子、光石研らベテランまでが揃い、主題歌も奥田民生が初めて劇映画に書き下ろすなど、さまざまな才能が集って困難な題材を映画化している。
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