トム・クルーズ25周年記念主演作「ワルキューレ」の予告編公開!
2008年6月11日 12:00

[映画.com ニュース] 「卒業白書」(83)に主演して以来、トム・クルーズはこの夏で映画主演25周年を迎える。クルーズの公式サイトが史上初めて開設されるなど、着々とその準備がなされてきたが、“25周年記念主演作”となるべき戦争映画「ワルキューレ」(ブライアン・シンガー監督)は、米脚本家組合(WGA)ストライキの影響を受けて完成が遅れ、今月にも追加撮影が行われる予定だ。そのため、今夏に「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」「WALL・E/ウォーリー」といった超話題作にぶつける“玉砕戦法”は取らず、全米公開は延期され、賞レースも終わった09年2月13日になった。
その「ワルキューレ」の予告編がやっと公開された。
同作は実話ストーリー。ドイツ陸軍将校クラウス・フォン・シュタウフェンベルク中佐(クルーズ)は、北アフリカ戦線で左目を失うなど重傷を負って奇跡的に生還。ドイツへ帰国後、他の将校の決起を促してレジスタンス組織を結成。ナチス政府転覆を狙い、ヒトラー総統を爆死させる暗殺計画“ワルキューレ”を計画して、実行に移すという内容。
予告編を見ると、ワルキューレ計画に向かうまでのスリルは「ユージュアル・サスペクツ」のシンガー監督らしいタッチで描かれている。クルーズは不気味なアイパッチ姿だが、ボタンをはめたり、電話を取ったりする左右の手の指がいくつかないことに驚くはずだ。まだオスカー無冠のクルーズが、これほど完璧なキャラクター造型で挑む映画なのに、賞レースの季節に公開されないのは残念だ。
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