「ディパーテッド」の脚本家ウィリアム・モナハンが監督デビュー!
2008年4月8日 12:00
[映画.com ニュース] マーティン・スコセッシ監督の「ディパーテッド」でアカデミー脚色賞を受賞した脚本家で、リドリー・スコット監督の「キングダム・オブ・ヘブン」に続き、同監督の新作「ボディ・オブ・ライズ(Body of Lies)」の脚本も手がけたウィリアム・モナハンが、今秋にも撮影に入るケン・ブルーウンのクライム小説「ロンドン・ブールバード(London Boulevard)」の映画化プロジェクトでいよいよ監督デビューを飾ることになった。
物語は、刑務所から出所したサウスロンドン出身の前科者が、ギャングスターの生活から足を洗い、隠遁生活を送る若い女優のために何でも屋になって身の回りの世話をするというもの。
脚本家から映画監督への転身と言えば、“ジェイソン・ボーン”シリーズ3部作や、「アルマゲドン」の脚本家で知られるトニー・ギルロイの成功例が記憶に新しいところ。ギルロイの監督デビュー作「フィクサー」はアカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞を含む7部門でノミネートされて話題を集めた。
モナハンは現在、ワーナー・ブラザース映画2本のプロジェクトに関わっている。1本は、レオナルド・ディカプリオがプロデュース兼任で主演すると噂される、韓流スリラー「追撃者(The Chaser)」(ナ・ホンジン監督)のリメイク企画。オリジナルは、1976年に韓国で実際に起こった連続殺人事件を下敷きにしたもので、女性を狙った連続殺人鬼(ハ・ジョンウ)を追う元刑事(キム・ユンスク)のスリリングな追跡劇で、2010年公開予定。
もう1本は、ジェームズ・ボンド研究家として数々の著作を残している作家ジョン・ピアソンのクライム小説「ギャンブラー(Gamblers)」を脚色するもので、5人の男が60年代ロンドンのクラブ「クレルモン・クラブ」などで洒落者のギャンブラーとしてのし上がっていくさまを描く実話ドラマで、2010年公開予定。
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