上野樹里、三浦春馬の筋肉を「カチカチでコンコン」と告白。「奈緒子」初日
2008年2月18日 12:00
[映画.com ニュース] 天才ランナー雄介と少女・奈緒子の因縁を軸に、駅伝にかける九州の小さな島の高校生たちの青春を描いた同名人気コミックの映画化「奈緒子」が、2月16日に初日を迎えた。東京・シネ・リーブル池袋では、監督、出演者による舞台挨拶が行われ、奈緒子役の上野樹里、雄介役の三浦春馬、古厩智之監督が舞台に立った。
これまでの映画「スウィングガールズ」やTVシリーズ「のだめカンタービレ」といった活発な役柄とは違い、“寡黙な少女”という役に挑んだ上野は、「今までは常に何かを着込んでカメラの前に立っていた気がします。しかし今回は、全てを脱ぎ捨てました。それはシンプルだけど一番難しくて重要なこと」と、撮影時を振り返った。
前夜の日本アカデミー賞授賞式で新人俳優賞(「恋空」にて)を受賞した三浦は、この日も黄色い大声援を浴びる人気ぶり。撮影時には「(綾野剛らと)1カ月半にわたる走り込み」を行ったとのことで「(筋肉が)コリコリでした」と告白。中学時代陸上部の上野が三浦の筋肉を触ったことを明かし、「カチカチで、触ったらコンコンと硬かった」と語ると、三浦の顔は見る見る真っ赤に! すると上野が「何恥ずかしがってるの~」とバシッと叩き、先輩としての余裕を見せた。
古厩監督が「とにかく走る男の子がピチピチ。三浦春馬の筋肉の揺れ、奈緒子の視線と一体になって見てもらえるともっと気持ちいい。そんな流れで(知り合いに)紹介してほしいです(笑)」とアピールする「奈緒子」は、現在公開中だ。