松山ケンイチ、ジョニー・デップに触発されてファンに出血大サービス!
2008年2月8日 12:00
[映画.com ニュース] 06年に大ヒットを記録した「デスノート」シリーズの天才探偵“L”を主人公とするスピンオフ作品「L change the WorLd」のジャパンプレミアが、2月7日、東京・有楽町の東京国際フォーラムにて行われ、主演の松山ケンイチ、共演の工藤夕貴、福田麻由子、南原清隆、高嶋政伸、監督の中田秀夫らが登場した。
本作は、キラとの決着をつけるために究極の決断を下したLの、残された23日間を描いた物語。あらゆる事件をモニター越しに解決してきたLが、最後にして最大の事件に自ら身体を張って立ち向かう。
レッドカーペットが敷かれた会場に松山が姿を現すと、場内は一気にヒートアップ。黄色い声が飛び交う中、松山は登場から20分近く、延々とレッドカーペット沿いのファンに握手やサインを振る舞い、さらにホール内に入っても、舞台に上がるまで周囲のファンにサインや握手し、プレゼントを客席に投げるといった大サービスだった。
登壇した松山は、「この間、『スウィーニー・トッド』のジャパンプレミアに招待され、ジョニー・デップがファンにサインや握手をしているのを見て、カルチャーショックを受けた。僕たちは断ってしまうことが多いけれど、負けられないと思った」と、ファンサービスの大切さを痛感したと明かし、「こんなにサインを書いたのは初めてなので、何回か間違えちゃいました(笑)」とおどけて見せ、客席を沸かせた。さらに本作の見どころについては「Lの内面がさらにたくさん描かれています。彼が外に出ることによってどう変わったのかを見てほしい」とアピールした。
また、前2作の金子修介監督からメガホンを引き継いだ「リング」の中田監督が「Lと同じように残された時間が23日間しかなければ、この映画を毎日見ます!」と自信たっぷりに語れば、これまで数々のハリウッド映画に出演してきた工藤も、「日本映画にはありえないようなスケールの作品。こういう作品で里帰りできて嬉しい」と作品の出来に太鼓判を押した。
「L change the WorLd」は、2月9日より全国ロードショー。