ウッディ・アレン監督がスカーレット・ヨハンソンの今後を憂慮
2008年2月8日 12:00

[映画.com ニュース] ウッディ・アレン監督は、現在23歳のスカーレット・ヨハンソンの女優としての輝かしい未来が、享楽のパーティ人生によって損なわれる危険性を憂慮し、大先輩メリル・ストリープを見習うようにアドバイスしているという。
「マッチポイント」「タロットカード殺人事件」、撮影終了したばかりの新作「Vicky Cristina Barcelona」でヨハンソンを起用したアレン監督は、彼女を同世代の中で最も才能のある女優の1人だと断言。ただし、彼女がリンジー・ローハンのような他の若い女優たちのようにパーティ三昧の生活をするようになれば、大女優になる大きなチャンスをぶちこわしにしてしまう恐れがあると語っている。
アレン監督は、ニューヨーク・ポスト紙のゴシップ欄「PageSix」(6面)に対して、「ヨハンソンはすごい美人で、大変セクシーで、とても才能にあふれている。彼女ならどんな役だってできるだろう。だが、良い作品をきっちり選んで、PageSixを賑わすパーティ生活への道に進まないことが大切だ。私は、彼女がこっちの男とどうした、あっちの男とどうしたとか、リハビリ入院したとか、ドラッグがどうのこうのなんて記事は読みたくないからね。彼女がいつも素晴らしい選択をしているとは、私には思えない。彼女は演技に真剣に取り組まなければならないよ。メリル・ストリープがそうだったようにね」と語っている。
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取材 海外映画祭
