07年、ジョニー・デップの一番お気に入りの映画は?
2008年2月5日 12:00

[映画.com ニュース] 現在公開中の「スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされているジョニー・デップが、ロサンゼルスタイムズ紙のインタビューに答えた中で、07年のベスト映画として、アカデミー賞監督賞など4部門にノミネートされている「潜水服は蝶の夢を見る」(ジュリアン・シュナーベル監督)を挙げた。
デップはインタビューで、「この映画は最初の30分間、主人公の姿がスクリーンに映らないという、とても挑戦的なアプローチをしている。また、動くことができない主人公の、左目だけの視点で描かれるから、画面はフレームや視点が固定されない中で、(話し相手の)女性のあごや首を映しているが、それはとても想像力に富んでいて、いまだかつてない表現方法だ。ジュリアンがとても優れた才能の持ち主だということは知っていたけど、ここまでのことが出来るとは思わなかったよ」と絶賛している。
デップはシュナーベル監督の前作「夜になるまえに」に出演しており、「潜水服は蝶の夢を見る」でも、主人公ジャン=ドミニク・ボビーを演じる予定だったが、「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」の撮影スケジュールとの兼ね合いで降板したといわれている。
「潜水服は蝶の夢を見る」は、有名ファッション誌エルの仏版編集長だったジャン=ドミニク・ボビーが突然、脳梗塞に倒れ、左目のまぶた以外が動かなくなってしまった中、瞬きだけで言葉を伝え、自伝を記したという実話の映画化。アカデミー賞では監督賞ほか、脚色賞、撮影賞、編集賞の4部門にノミネートされており、日本では今週末2月9日より公開される。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【うおお…むちゃくちゃ面白そう!!】ストーリーがエグい…!私が次に観る映画は絶対にコレ――!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 魂の演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート