ロン・ハワード監督、スペースオペラの古典「レンズマン」を映画化?
2008年1月15日 12:00
[映画.com ニュース] ロン・ハワード監督の映画製作会社イマジン・エンターテインメントとユニバーサル・ピクチャーズが、アメリカの伝説的SF作家E・E・“ドク”・スミスが作り上げたヒーロー、レンズマンの活躍を描いたスペースオペラ「レンズマン」の18カ月のオプション更新を求め、映画化権利交渉に入っているという。スミスの孫が米SF映画ニュースサイトSci-Fi Wireに明かして、その事実が分かった。
「レンズマン」は、1930年代にアメリカのSF専門誌「アメージング・ストーリーズ」にて「銀河パトロール隊」として掲載されて以来好評を博し、スミスの友人である出版業者ロイド・アーサー・エシュバックに薦められ、「レンズマン」として独自にシリーズ化され、50年代まで書き続けられた、「スター・ウォーズ」に代表される“スペースオペラ”の原型とも言うべきシリーズ。
レンズマンを擁するアリシア人とそれに敵対するエッドア人の異星種族間の対立を壮大なスケールで描いたもので、さまざまな種族や兵器が登場するスペクタクルな物語。レンズマンとは宇宙で法と正義の執行者となる人々を指す。また、レンズとはレンズマンたちが着用する装備で、異種族間のテレパシーを可能にする。
なお、ロン・ハワード監督は、米脚本家組合(WGA)ストライキの影響により、ダン・ブラウンのベストセラー「天使と悪魔」の映画化企画が延期されたものの、他にも、政治ドラマ「フロスト/ニクソン」や06年のベストセラー小説「The Emperor's Children」の映画化企画が控えており、「レンズマン」映画化が実現しても製作が始まるのはまだ当分先の話になりそうだ。

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