ロン・ハワードの製作会社がユニバーサルと2013年まで契約延長
2007年7月18日 12:00
[映画.com ニュース] 「ダ・ヴィンチ・コード」や「8 Mile」などを手がけた製作会社“イマジン・エンタテインメント”が、ユニバーサル・ピクチャーズとの配給契約を延長した。
監督ロン・ハワードと製作者ブライアン・グレイザーがトップを務めるイマジン・エンタテインメントは86年の設立以来、「バックマン家の人々」から「ビューティフル・マインド」「インサイド・マン」に至るまで、50本以上の映画作品をユニバーサルと共同製作してきた。今回の契約更改により、2013年までパートナーシップを継続することが決定した。
製作会社が1つのメジャースタジオと長期間にわたって蜜月を続けることは、ハリウッドでは極めて異例なこと。イマジンとユニバーサルとの関係は、76年から続いているクリント・イーストウッド監督の製作会社“マルパソ・カンパニー”とワーナー・ブラザースとの関係に次いで、今も残るプロダクションとしては、ハリウッド史上2番目に長くなった。
またイマジンは、「フェリシティの青春」や「24」などTV番組の制作も数多く手がけているが、TVに関して現在はフォックスと契約を結んでいる。
なお、現在イマジンがプリプロダクション中の映画は、ロン・ハワード監督の「フロスト/ニクソン(Frost/Nixon)」、クリント・イーストウッド監督の「チェンジリング(The Changeling)」などで、いずれもユニバーサルが配給する。