本物のCSI捜査官が嫉妬!「CSI:マイアミ」デビッド・カルーソが語る
2007年12月21日 12:00
[映画.com ニュース] 全米で高視聴率を獲得している人気TVシリーズ「CSI:マイアミ」で、正義感あふれる熱いCSIのチーフ、ホレイショ・ケイン役を演じているデビッド・カルーソが初来日。滞在先の東京のホテルで12月19日、カルーソに直撃取材を行った。
同作は、先行スタートした「CSI:科学捜査班」から生まれた最初のスピンオフ作品で、犯罪多発都市マイアミを舞台に、わずかな手がかりから凶悪事件の全貌を紐解いていくサスペンスドラマ。主演のカルーソは、「私たちの誰もが持つDNAが、一人一人異なることを利用して犯人を特定するなど、最新テクノロジーを使う科学捜査がスリリングな魅力」だと語る。
そんな科学捜査をリアルに描くため、収録現場には常にテクニカルアドバイザーが待機し、俳優たちの仕草を逐一チェックしているそうだ。カルーソ自身もCSIや犯行現場を見学して役作りをしているとのこと。実際の現場の捜査官たちからは、「僕らでさえ使っていないような高価な捜査機材を(番組では)使っているね」とため息をつかれたとか。
収録現場では「キャストやスタッフを支配するのではなく、みんなが最高の仕事をできるよう考える」と、CSIチームをまとめるチーフらしいコメント。しかし、悪を許さぬ熱血キャラ、ホレイショ役とは反対に、犯罪者役にも興味があるようで、「ヒート」のロバート・デ・ニーロ、「コラテラル」のトム・クルーズのような冷酷な殺人者役に挑戦したい、と明かした。
ちなみに、米脚本家組合のストライキによる番組への影響だが、「(全米放送中のシーズン6は)もう13話まで収録済み」とのことで、大きな影響はない模様だ。最後に、「最先端の科学で犯罪を暴くダークな世界と、太陽が降り注ぐ明るいマイアミ、そしてスピード感あふれるアクション、それらをパズルのように組み合わせた作品。さまざまな要素のコントラストを楽しんでほしい」と日本のファンにメッセージを送った。
「CSI:マイアミ」は12月21日にシーズン3コンプリートDVDボックス2が発売、2月22日にシーズン4コンプリートDVDボックスが発売される。
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