「ベスト・キッド」リメイク版をチャウ・シンチーが監督?
2007年12月14日 12:00

[映画.com ニュース] 「少林サッカー」や「カンフーハッスル」で知られる香港の映画監督チャウ・シンチーが、「ベスト・キッド」(84)のリメイク版の監督にオファーされていることを自ら明らかにした。
「ベスト・キッド」と言えば、「ロッキー」で知られるジョン・G・アビルドセン監督によるスポーツ青春映画で、その後2本の続編と1本の番外編が製作されたヒットシリーズだが、「The Kung Fu Kid」というメイキングタイトル(製作中の仮題)がつけられた今回のリメイク版で、シンチーは、監督のほか、故ノリユキ・パット・モリタが演じたカラテの師匠ミヤギ役をオファーされているという。
Moviehole.netの取材に対して、シンチーは「『ベスト・キッド』の大ファンなので、プロデューサー、監督あるいは俳優のどんな役割であっても、リメイク版プロジェクトには参加したい」と答えた。「でも、僕のスケジュール次第だね。ご存じの通り、来年は実写版『DRAGONBALL』(プロデュース作品)と『西遊記』(監督・脚本・主演作品)という2本の映画で忙しいからね」
ちなみに、シンチーが語っている「西遊記」とは、95年の主演作「チャイニーズ・オデッセイ」とは異なり、新たに企画したもので、孫悟空か三蔵法師のどちらを演じるのか諸説フンプンだ。08年年明け早々にSFコメディ「長江7号」が中国で公開されるが、08年には続編「カンフーハッスル2」の監督・主演も控え、柴咲コウ主演の「少林少女」をプロデュースするなど多忙の身である。
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