少林少女
劇場公開日:2008年4月26日
解説
「少林サッカー」のチャウ・シンチーがエグゼクティブプロデューサーを務め、「踊る大捜査線」シリーズの亀山千広プロデューサーと本広克行監督が再タッグを組んだカンフー・アクション。亡き祖父の道場を継ぐため中国で少林拳を修行していた凛。ところが帰国すると道場は閉鎖され廃墟と化していた。道場再建を願う凛は、ひょんなことから大学のラクロスチームに入ることになり……。柴咲コウが1年間に及ぶトレーニングを積み本格アクションを披露。
2008年製作/107分/日本
配給:東宝
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る

- ×

※無料トライアル登録で、映画チケットを1枚発行できる1,500ポイントをプレゼント。
2020年11月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
“気”が強すぎて、心まで感じられなかった。どんなスポーツにおいても心技体が良い結果を出す。カメラアングルは面白いし、技術面は問題ない(しょぼい部分も多かったけど)。スタントなしの体当たりアクションもいい。だけど、この映画においても「心を教えている」などと江口洋介に言わせているのに、映画そのものに心が感じられないのです。まぁ、コメディには必要ないのかもしれないけど・・・
設定そのものは面白い。チャウ・シンチーがクレジットされていることや予告編によっても期待度は高まるばかり。主人公の凛(柴咲コウ)が日本に帰って少林拳を広めたい、かつて学んだ道場が廃墟となった、そこの中国人留学生ミンミン(キティ・チャン)とともに再開することになり、交換条件として大学のラクロス部にも参加する、と、ここまでは良かった。コメディ部分としても『カンフーハッスル』の2人がいい味を出していたのに、製作側は岡村隆史に頼り過ぎた感があるのです。
ストーリーもカンフーが中心かと思っていたのに、前半は9割くらいがラクロス。まさしく少林ラクロスだった。『ドラッグストア・ガール』でラクロスなるスポーツを知ったのですが、日本での競技人口も25000人と、人気があるようだ。それはそれでいいのだけれど、カンフーとしてクライマックスの対決に向かうには意味がない・・・「戦うな」などという台詞には深い意味がありそうなのに、それが全く活かされてないし、動機づけそのものが弱すぎる。なぜ仲村トオルが柴咲コウと戦いたかったのか、それすらわからなかった・・・道場破りというより、単に看板コレクターだったようだし・・・
『燃えよドラゴン』のパロディというか、ブルース・リーのモノマネには驚かされた。だけど、笑いがなかったところをみると、誰も『燃えよドラゴン』を知らないのか・・・。どうせ色んなカンフー映画のパロディを取り入れるなら、もっとわかりやすくしなければならないと思う。そして、オリンピックイヤーということもあって、競技にはないラクロスや少林拳の代わりに聖火トーチを目立たせるとはなぁ・・・それもこれも1年後には忘れてしまってるに違いありません。記憶に残るのは「社長」と「タマゴ」だけなのかも・・・
【2008年4月映画館にて】
僕は柴咲コウさんのファンではなかったのですが、最近になってから柴咲コウさんが出ているドラマ「安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~」を見て柴咲コウさんの事が少し好きになり、それから、ユーチューブで柴咲コウさんが歌っている『かたちあるもの』を聞いてから、柴咲コウさんの歌声に痺れて、今回、久しぶりに「少林少女」の映画を見ました。
映画の内容とかは別として柴咲コウさんの事が少しでも好きなら、この映画はオススメです!
とっても可憐な柴咲コウさんの姿を見ているだけで十分、満足出来ます☆
ネタバレ! クリックして本文を読む
そう思ってしまうほど、つまらない映画でした。
・良かった点
柴咲コウの1年にわたる訓練が垣間見える。
・悪かった点
特撮が仮面ライダーレベルでショボすぎ(これは最悪)
笑いのポイントがつまらない。
脚本ダメすぎ。テレビドラマよりひどい。
ラクロスで少林サッカーやるならもう少し徹底的にした方が良かった(中途半端すぎ)
総じて、お金かけて駄作を生み出してしまったのは大変残念。
2019年12月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
最初、少林サッカーを真似て作ったのかなと思いましたがラストシーンの試合ではほぼマルパクリ状態でした。
良かったのは柴咲コウさんのアクションシーンとその映画の主題歌だけでした。
※あと、この映画にはムロツヨシさんも出ています。