「スピードレーサー」主演のエミール・ハーシュが撮影の秘密を発言!
2007年11月26日 12:00
[映画.com ニュース] 「マトリックス」3部作のウォシャウスキー兄弟がタツノコプロのTVアニメ「マッハGoGoGo」を実写映画化する「スピードレーサー」。同作はドイツで撮影されているため、なかなか情報が入ってこないが、主人公スピードを演じる「イノセント・ボーイズ」「ロード・オブ・ドッグタウン」のエミール・ハーシュが、本作の撮影現場の様子を英映画誌エンパイアに語った。
ハーシュによれば、「全てグリーンスクリーンなのさ。セットは一つもなく、グリーンの背景の前で演技するだけなので、どんな風に完成するのか皆目見当がつかない。(ウォシャウスキー兄弟には)全幅の信頼を置いているけれど、ちょっとクレイジーになるよ。まるでサルのような気分だもんな」と語っている。
一部噂では撮影監督が「グラディエーター」「オペラ座の怪人」のジョン・マシスンになると思われていたが、背景用いてすべてCG加工する「300/スリーハンドレッド」方式の撮影手法をとることになり、「グリーンマイル」「スター・ウォーズ」新3部作のデビッド・タッターサルになっていることも判明した。SFX撮影に慣れている彼なら、ウォシャウスキー兄弟も安心だろう。同作はワーナー・ブラザース配給で、08年5月9日全米公開予定。
なお、ショーン・ペン監督の最新作「イントゥ・ザ・ワイルド」に主演しているハーシュは、同作の好演によりアカデミー主演男優賞のダークホースと見られている。