ラッセル・クロウ演じるロビン・フッドは「グラディエーター」風?
2007年10月25日 12:00

[映画.com ニュース] 「グラディエーター」「プロヴァンスの贈りもの」のラッセル・クロウとリドリー・スコット監督が、スリラー「アメリカン・ギャングスター」(正月第2弾公開)に続いて挑むのが、“ロビン・フッドの冒険”を描く「ノッティンガム(Nottingham)」。
何度も映画化されている企画だが、同作の製作を手がける名物プロデューサー、ブライアン・グレイザーは米MTVに対して「『ノッティンガム』はロビン・フッドの『グラディエーター』バージョンだ。アドレナリンを噴出させる『グラディエーター』同様にパワーがみなぎった映画になると思う」と語った。
これまでのロビン・フッドものとは異なり、今回はロビンの宿敵であるはずのノッティンガムの代官の目を通して語られるという。スコット監督はMTVに「獅子心王リチャード1世が十字軍遠征から帰ってくるが、彼の首に矢が当たって死ぬ。そして弟のジョンが王になる」と背景を説明。ジョンは欠地王の異名をとるが、それは父ヘンリー2世が幼いジョンに領土を相続させなかったからで、「そのジョンが少し悪賢いんだな。増税を課したことから悪名をとどろかす。この映画では彼が悪役だ」と明かしている。
同監督によると、「ノッティンガムの代官はリチャードの右腕的人物で、彼が矢を受ける現場の目撃者となる。そこで彼はイングランドに戻ってリチャードの夢を担うことになる」とのこと。
スコット監督の発言を聞いていると、まるで代官がヒーローのようだが、彼こそがロビン・フッドなのだろうか?
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント