サム・ライミ監督が「スパイダーマン4」「ホビットの冒険」の構想を公言!
2007年10月22日 12:00

[映画.com ニュース] 「スパイダーマン」シリーズ3部作を手掛けたサム・ライミ監督が米MTV Newsに、監督候補として噂になっている「スパイダーマン4」と、J・R・R・トールキン原作の「ホビットの冒険」の進行状況について発言した。
まず「スパイダーマン4」については、最近マーベル・スタジオが、「4」のオリジナルストーリーを手掛けた脚本家デビッド・コープ(「スパイダーマン」)に代わる脚本家を探し始めたが、「まだまだプロダクションの初期段階だよ」とのことで、脚本家を探している最中のようだ。ライミ監督は先にリザードやシニスター6が登場するプランを明かしたが、現在ではマーベルと協議の上、白紙に戻したという。今までの3作品とは全く違うストーリーを撮りたいとのことで、自分では脚本に関わらず、「シリーズを新鮮なものにしてくれる、全く新しいストーリーを持った無名の新人脚本家”を探しているとのことだ。すでに数名のライターからいくつかのアイデアを聞いていて、「ピーター・パーカーの行くべきところ」について違いを楽しんでいるそうだ。
そして気になるもう1本のプロジェクト、「ロード・オブ・ザ・リング」のプリクエル(前章)となる「ホビットの冒険」については、一時噂になった自身の監督説は、正式発表されたものではないと否定。ライミ監督は「あれは全くピーター・ジャクソンのプロジェクトだ。彼が監督したいのなら、絶対に面白くなる」と語った。さらに「(トールキンの)原作と、ピーター・ジャクソン監督による『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の大ファンなんだ」と前任者に敬意を表明した上で、「もし(彼が)監督したくなくて、彼が製作してくれるというなら、このプロジェクトについて熱心に検討したい」と語った。
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