マレーシア人女優ミシェル・ヨーにも、仏文化勲章が!
2007年10月5日 12:00

[映画.com ニュース] マレーシア出身の女優ミシェル・ヨーに10月3日、フランスの文化勲章“レジオンドヌール勲章”が授与され、首都クアラルンプールでフランス大使から“シュバリエ(騎士)章”のメダルが贈呈された。
欧米の映画ファンには、「グリーン・デスティニー」(00)の女剣士として、「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」(97)のボンドガールとして有名なヨーは、フランスとマレーシアの文化の架け橋となったことが認められたという。
「とても嬉しく光栄に思うわ。イポーという小さな街で生まれた少女が、マジカルな夢(映画)の中で生きてきたのよ」と喜びを語ったヨーは、カバリのベルトをあしらったドレス姿でセレモニーに参加した。
62年に、マレーシア北部のイポーで、中国人系弁護士の家庭で生まれたヨーは、ロンドンにバレエ留学後、地元でマーシャルアーツを学んだのち、83年にビューティ・コンテストで“ミス・マレーシア”に。翌年ロケ中だったサモ・ハン・キンポーに見出され、香港映画「デブゴンの快盗紳士録」で映画デビュー。その後、ジャッキー・ チェンと共演するなどして、アクション女優としてのキャリアを築いた。
レジオンドヌール勲章は1802年にナポレオン・ボナパルト1世が制定した文化勲章。先日、アメリカのデビッド・リンチ監督とイギリスのミュージシャン、スティングに叙勲のニュースが届けられていたばかりだった。
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