今年のベネチア映画祭はジョン・ウーのアジア凱旋映画で閉幕
2007年7月11日 12:00

[映画.com ニュース] 第64回ベネチア国際映画祭のクロージング作品が発表され、ハリウッドで成功を収めたジョン・ウーのアジア凱旋帰還映画第1作で、全編中国語のアクション映画「Blood Brothers」(原題「天堂口」)が特別招待作品(アウト・オブ・コンペ作品)に選ばれたと、米バラエティ紙が伝えた。
同作は、中国の新鋭監督、アレクシー・タン(陳奕利)の長編デビュー作。三国志の赤壁の戦いを描く「赤壁(Red Cliff)」を現在製作中のライオンズ・ロック・プロダクションズの作品で、ジョン・ウーとテレンス・チャンが共同プロデュースする。
ストーリーは、ウー監督作品「ワイルド・ブリット」(90)を下敷きに、日中戦争前の30年代上海の暗黒街をのし上がっていく3人の若者を描くというもの。主演は、中国のリウ・イエ(「プロミス 無極」)、香港のダニエル・ウー(「女帝/エンペラー」)、台湾のチャン・チェン(「百年恋歌」)。アジアを代表する主演男優3人が映画祭最終日の9月8日、リド島のレッドカーペットを踏む予定だ。
イギリス人監督ジョー・ライト(「プライドと偏見」)の、キーラ・ナイトレイ主演作「アトーンメント(Atonement)」で開幕するベネチア映画祭の全ラインナップは、7月26日に発表される。
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