名優ポール・ニューマン、映画界からの引退を表明
2007年5月29日 12:00
「ハスラー」(61)、「暴力脱獄」(67)、「明日に向って撃て!」(69)、「スティング」(73)、「評決」(82)など多くの名作で知られるアメリカを代表する82歳の大名優ポー ル・ニューマンが、先週5月24日木曜日、米ABCで放映された朝の情報ニュース番組「グッドモーニング・アメリカ」の中で、映画界からの引退を表明した。
ニューマンは“ポール・ニューマンのニュー・ベンチャー”と題した同番組のインタビューの中で、「私は俳優として、自分が求めるようなレベルでの仕事をすることが出来なくなった」と俳優引退の動機について触れ、「孫との時間、チャリティー、レストラン経営……他にも色々することがあるからね。もう50年以上も俳優をやってきた。それで十分だろう」と語った。
ニューマンは「銀の盃」(54)での映画デビュー以後、65本以上の映画に出演。アカデミー賞には「ハスラー」や「暴力脱獄」「評決」など過去9回ノミネートされ、マーティン・スコセッシ監督、トム・クルーズ共演の「ハスラー2」(86)で主演男優賞を受賞した。2年前に「明日に向って撃て!」「スティング」で共演した盟友ロバート・レッドフォードと最後にコンビでもう1本映画を作る企画が立ち上がったが、実現には至っていない。もし本当にこのまま引退となると、俳優としては「ロード・トゥ・パーディション」(02)で新007であるダニエル・クレイグの父親役を演じたのが最後の仕事となる。
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