9年ぶりの単独主演、「眉山」松嶋菜々子が母への思いを語る
2007年4月3日 12:00

「精霊流し」「解夏」に続く、さだまさしのベストセラー小説を映画化した「眉山」が完成。4月3日、六本木ヒルズ・アリーナにて完成報告会見が開かれ、犬童一心監督、主演の松嶋菜々子、大沢たかお、宮本信子、原作者のさだまさしが完成の喜びを語った。
映画「眉山」は、末期がんに冒された母の看病のため徳島に帰郷した娘が、今まで知ることのなかった母の思いを知り成長していく感動的な物語。母娘の心の絆がテーマとなる本作だが、プライベートでも子を持つ母親となって初めての単独主演となった松嶋は「私は母親と友達のような関係ではなかったので、遠慮したりお互い気を使うようなこともあったのですが、いま疑問に思うことは、小さい頃のことでも『あのときって……』って素直に質問したらいいんじゃないかと、(映画の出演をきっかけに)思うようになりました」という。また、10年ぶりの映画出演となった松嶋の母役の宮本は「スタッフも監督も若くて、まるで“浦島太郎”になったような気分でした(笑)。真っ白な気持ちで新人のつもりで挑みました」と久々の現場復帰を語った。
この日は、映画の舞台となった徳島から物語のクライマックスを彩る、阿波踊りの踊り手、総勢139名が駆け付け、圧巻の踊りを披露する華やかなセレモニーとなった。その光景を目にした松嶋は「ひと言でいうと(阿波踊りは)体育会系ですよね(笑)。若い方から年配の方まで、きちんと交流して踊りを作りあげていく、世代と世代を繋ぐお祭りなんだなと感じました」と感想を述べた。「眉山」は5月12日より全国ロードショー。
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