香港版「Gメン'75」?「ドラゴン・スクワッド」の監督を直撃
2006年10月10日 12:00
※06年7月11日より、「ニュース&噂」は毎週火曜日・金曜日の週2回更新となりました
香港版「Gメン'75」?「ドラゴン・スクワッド」の監督を直撃

常盤貴子がヒロインを務めて話題となった香港映画「もういちど逢いたくて/星月童話」「ファイターズ・ブルース」のダニエル・リー監督が、若き刑事たちの活躍を描くアクション「ドラゴン・スクワッド」が間もなく公開される。先頃、同作のPRのために来日した監督に話を聞いた。
バネス・ウー、ショーン・ユーら人気華流俳優がエリート刑事に扮するほか、「ターミネーター」のマイケル・ビーン、「シルミド/SILMIDO」のホ・ジュノ、「M:i:III」のマギーQら海外スターが悪役として出演する本作は、監督が中学生のときに熱中したという日本のドラマ「Gメン'75」を意識して撮ったそう。「元々私はアクション映画が大好きなのですが、ここ最近はアクションから遠のいていました。銃撃戦シーンがたくさんある本格派アクションが撮りたいと考えていたときに、チームワークを駆使して悪を倒していく『Gメン'75』を思い出したんです」と語る監督。先述したキャスティングについて尋ねると「特に悪役は、若手刑事たちにとって脅威となるテロリスト役に見合った俳優を選びました。皆さん台本を読んですぐに出演を快諾してくれたのですが、あれだけのメンバーが揃うと、それぞれ自分の役について主張してくるんです。その調整は難しかったですね」と撮影の苦労話をこぼした。
「Gメン'75」といえば、ドラマの中で黒木警視役として親しまれた丹波哲郎が、奇しくもこの取材のわずか3日前に亡くなったのだが、それを伝えると「亡くなられたと聞いたとき、彼の作品について色々と思い出しました。例えば深作欣二監督の『柳生一族の陰謀』で丹波さんが演じた対決シーンは、私が見たチャンバラ映画の中では今でも最高峰です。深作監督が亡くなり、丹波さんもこの世を去り、自分の憧れの人がいなくなるのは寂しいことですね。お悔やみを申し上げます」と哀悼の意を表した。
「ドラゴン・スクワッド」は10月14日よりロードショー。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

めちゃくちゃ笑って、すっげぇ楽しかった超刺激作
【これめちゃくちゃ良かった】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

てっぺんの向こうにあなたがいる
【ベスト“吉永小百合主演映画”の話をしよう】独断で選んだTOP5を発表! あなたの推しは何位!?
提供:キノフィルムズ

スパイによる究極のスパイ狩り
【前代未聞の心理戦】辛口批評サイト96%高評価、目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

レッド・ツェッペリン ビカミング
【映画.com編集長が推したい一本】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験! この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

なんだこのかっこいい映画は…!
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント