大物スター、丹波哲郎逝去
2006年9月29日 12:00
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大物スター、丹波哲郎逝去
昭和を代表するスター丹波哲郎が、9月24日、入院先の病院で亡くなった。84歳だった。大学在学中に学徒出陣し、戦後はGHQ通訳のアルバイトを経験。卒業後に俳優を志し、いくつかの劇団を転々とする。そして、52年新東宝の「殺人容疑者」でスクリーンデビュー。59年よりフリーとなり、「暗殺」(64)、「007は二度死ぬ」(67)、「激動の昭和史 沖縄決戦」(71)、「軍旗はためく下に」(72)、「砂の器」(74)、「二百三高地」(80)などの映画の他、「Gメン'75」などのTVドラマにも出演した。また、89年~92年にかけては長年研究していたという心霊学をテーマに、死後の世界を描いた映画「大霊界」シリーズを発表、霊界研究家としても活躍した。