辛口の憂国呆談コンビも絶賛!「カポーティ」監督会見
2006年8月25日 12:00
※06年7月11日より、「ニュース&噂」は毎週火曜日・金曜日の週2回更新となりました
辛口の憂国呆談コンビも絶賛!「カポーティ」監督会見

「冷血」「ティファニーで朝食を」などで知られる作家トルーマン・カポーティの人生を映画化した「カポーティ」。公開を約1カ月後に控え、ベネット・ミラー監督が来日。8月23日、東京・銀座のホテル西洋銀座で来日記者会見を行った。
長編映画初監督ながら、作品賞・監督賞を含むアカデミー賞5部門にノミネートされたミラー監督。19歳で作家デビューを果たし、派手なゴシップなどで知られたカポーティの表の顔ではなく、彼が人生を賭けた傑作である「冷血」の執筆過程に絞って、この作品を製作したことについて「彼の伝記ということで、映画化したいと思ったわけではない。彼のストーリーはアメリカのクラシックな悲劇だった。彼は『冷血』を書き上げるという自らの野心のためにがむしゃらになり、その結果、身を滅ぼした。これと同じようなことが、現代人、企業、そして国にも起こりえる。また、この作品ではイノセンスの喪失を描いている。アメリカは60年代の田舎町での殺人事件によって、イノセンスを喪失し、9・11で、再びイノセンスを喪失した。現代に通じるものがあると思う」と語った。
この作品でカポーティを演じ、アカデミー賞主演男優賞を受賞したフィリップ・シーモア・ホフマンについては「実際のカポーティよりも太っていて、外見はまるで違うが、とても繊細な精神の持ち主で、内面からカポーティに成りきろうとしていた。今のハリウッドで彼より上手くカポーティを演じる役者はいない」と絶賛した。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

か「」く「」し「」ご「」と「
【予想を突き抜けた”編集部員No.1”】観たらまさかの超良作!! 純度100%の切なさに感情崩壊
提供:松竹