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「ジャスミンの花開く」監督に聞くチャン・ツィイーの魅力

2006年6月13日 12:00

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ホウ・ヨン監督
ホウ・ヨン監督
SAYURI」のチャン・ツィイーが、3世代3役の女性を演じた「ジャスミンの花開く」が、今週末より公開される。「初恋のきた道」「至福のとき」などのチャン・イーモウ監督作品のカメラマンとして知られ、本作が初メガホンとなるホウ・ヨン監督に話を聞いた。
1930年代~80年代の上海を舞台に、波乱の運命をたどる親子3代の女性、茉(モー)、莉(リー)、花(ホア)の人生を映し出す本作。3人の物語はぞれぞれ時代別に区切られて描かれ、緑、赤、青と鮮やかに色調も変えている。「脚本を読んで一番初めにプランを立てたのは、どういう色調でこの映画を撮るかだった。小説や脚本を読んだ時点で自然に映像が思い浮かぶことは、カメラマンをやっていた利点ですね」と語る監督。
監督と主演のチャン・ツィイーは、彼女のデビュー作「初恋のきた道」からの付き合い。チャン・ツィイーの女優としての魅力について訊ねると「彼女が突出して優れているのは、とても聡明であるということ。自分が何をするべきか、そして相手に何を求められているのかを明確に掴んでいる」と容姿やキャリアではなく、人間としての内面的な部分を絶賛していた。6月17日公開。

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