ジブリ最新作「ゲド戦記」、宮崎父子は絶交状態?
2006年6月6日 12:00

挿入歌、及びテルー役の声を担当する18歳の新人、手嶌葵について、鈴木Pは「彼女のデモテープに入っていた、ベット・ミドラーの『ローズ』を聴いてガーン!ときた」と語り、宮崎監督も「この声に出会えて良かった。彼女の歌声を聴きながら、テルーというキャラクターが出来上がった」と、すっかり惚れ込んだ様子。これに対して手嶌は「昔からジブリ作品が好きだったので、とても嬉しかった。監督の書いた詞がとても力強く、感じたままを素直に歌った」と緊張しながらコメントした。
本作が初監督作品となる宮崎吾朗監督だが、父・宮崎駿監督は当初より猛反対だったようで「“ちょっと顔を出せ”とアトリエに呼び出されてそこから怒鳴り合いのケンカになり、以来、口をきいていません(笑)」とのこと。それでも覚悟を決めた理由について「随分悩んだけれど、10代の頃から読んでいるこの『ゲド戦記』という作品を、自分なりに描きたいと思った。経験はないにしてもなんとかなるだろう、作りたいという気持ちが勝った」と、偉大な父を持つプレッシャーに立ち向かった胸の内を語った。
「監督、かっこいいですね」と司会に声をかけられると「父に似てないと言われるのがとても嬉しいです(笑)」とのこと。「ゲド戦記」は7月29日公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、どの映画を観たらいいですか?
【答え:私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
非常識なまでの“面白さと感動”
【涙腺崩壊も待ったなし】“最弱の青年”と“下半身を失ったアンドロイド”…ヤバすぎる世界へ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ