ビゴ、5度目の来日「ヒストリー・オブ・バイオレンス」
2006年2月28日 12:00
「ロード・オブ・ザ・リング」のビゴ・モーテンセンが、「ザ・フライ」「裸のランチ」などで知られるカナダの鬼才デビッド・クローネンバーグ監督とコンビを組んだ「ヒストリー・オブ・バイオレンス」。3月11日の日本公開を控え、主演のビゴとマリア・ベロがプロモーションのために来日。2月23日、東京・赤坂のカナダ大使館にて記者会見を開いた。
本作は昨年の全米公開以来、世界中で大絶賛を浴びているサスペンスドラマで、本年度アカデミー賞にも2部門にノミネートされている。タイトルが示すとおり、この映画は9・11以降の世界を反映しているのか?と聞かれたビゴは、「とらえ方は個人の自由だが、政治的な意図はそれほどないと思う。それよりもむしろ、『映画』そのものの素晴らしさが際立っている。デビッド(・クローネンバーグ)の下で長年働いている手練れのカナダ人スタッフの技術がこの映画を素晴らしい作品にしてくれた」と作品を褒めると同時に、製作に関わったスタッフを持ち上げた。ビゴは今回5度目の来日ということで、すっかり日本の取材に慣れており、初来日のマリアをいたるところでサポートする姿も見えた。
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