リトル・ダンサーの目標は、イーストウッド?
2005年12月6日 12:00

「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のラース・フォン・トリアーが脚本を担当し、その盟友トーマス・ウィンターベア監督が手掛けた「ディア・ウェンディ」。本作の主演ジェイミー・ベルが日本公開の前に来日し、インタビューに応じた。
映画の舞台はアメリカの炭鉱町。少年ディックが偶然見つけた銃を“ウェンディ”と名付け、“銃による平和主義”を掲げて銃に魅了された若者たちとグループを結成する。自分に自信を持てなかったディックは、ウェンディを持つことで自信と進むべき道を見つけていくが、ジェイミー自身も「同じような経験がある」と言う。
「僕は6歳から13歳の頃ダンスをやりたかったけど、僕が育った町は筋肉質で男っぽい人間の多いところで、ダンスなどおかしいと抑圧されてた。でも、ダンスは僕にとってコミュニティからの逃げ道であって、自分の表現手段だったんだ」
まるで彼の代表作「リトル・ダンサー」を地で行くような話だが、その「リトル・ダンサー」で一躍世界に名をはせた少年も、いまや19歳の青年。今年はピーター・ジャクソン監督の「キング・コング」にも出演し、クリント・イーストウッドの新作にも参加している。「彼(イーストウッド)は、俳優経験が長いから、俳優のニーズを理解していて思いやりがあるよ。究極の“俳優のための監督”だね。また、ヘリやバイクを軽々と乗りこなして、75歳とは思えないほどエネルギッシュ。みんなであんな75歳になりたいと言っていたんだ」。「ディア・ウェンディ」は12月10日公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)