華やかな2大女優が共演する「理想の女」を、監督が語る
2005年9月6日 12:00

「2人ともとても美しく賢く、全くタイプが違うが、仕事ができて楽しかった。ヘレンはプロジェクトの初期から関わり、彼女が演じるアーリン婦人のキャラクターは撮影前にかなりふくらませることができたから、撮影が始まれば話し合うことはあまりなかった。対してスカーレットは、自発的かつ即興的な役者で、事前の打合せよりも、その場の雰囲気や共演の役者たちに反応してキャラクターを築き上げていくんだ」
物語は、貞淑な若妻メグ(ヨハンスン)と奔放な女性アーリン(ハント)という、異なる恋愛観を持った2人の女性が、あるアンティークの扇をきっかけに、メグの夫や周囲の男性を巻き込んで繰り広げる恋愛劇。「オスカー・ワイルドはゲイだったが、19世紀の社会でそれは認められなかった。だから彼は、女性キャラクターを使い、自分のことを語っていたのではないかと思う。それに恋に落ちたり、裏切られたり、傷ついたり……そうした心の動きは、男も女も基本的に同じだと思うよ。私は、たまたま上手に自分の中の女性的な部分にコンタクトして、この映画を作ることができたのかもしれないね」
9月10日より、シネスイッチ銀座ほかにてロードショー。
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取材 海外映画祭

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