絶叫する優香は「シャイニング」ばりの怖さ?
2005年6月14日 12:00
「THE JUON/呪怨」で、全米を恐怖のどん底に陥れた清水崇監督の最新作は、東宝などが手がける“Jホラー・シアター”の第2弾作品となる「輪廻」。去る6月9日、東宝スタジオ(東京・世田谷)内に建て込まれた廃墟ホテルのセットが披露され、清水監督に加え、主演の優香、椎名桔平の3人が記者会見に現れた。
総工費1億円をつぎ込んで建築されたセットでは、すでに猟奇殺人シーンの撮影が行われたとのことで、かなり不気味な雰囲気。そのセット内で行われた会見では「今回は幽霊ではなく、人形が出てきます」と、清水監督が今までとは違った恐怖をアピール。また、久しぶりの映画主演となる優香が「すごい顔して叫んでいます。尋常じゃありませんね(笑)」と語れば、共演の椎名も「ホラーの名作『シャイニング』では、怖がっている奥さん役の人のほうが怖いじゃないですか(笑)。今回の優香さんがそんな感じですね」と、そのスクリーム・クイーンぶりを裏付けた。
前作で、日本人監督として初の全米ボックスオフィス第1位の快挙を成し遂げた清水崇監督。その日本凱旋第一作となる「輪廻」は、06年1月7日にロードショー。