プロダクションI.Gの新プロジェクトが発表!
2005年4月5日 12:00
「キル・ビル」アニメパートの製作や、押井守監督の「イノセンス」のカンヌ映画祭コンペティション部門出品など、国内外で評価の高まっているアニメーションスタジオのプロダクションI.Gは、3月31日から4月3日まで東京ビックサイトで開催された「東京国際アニメフェア2005」にて、新プロジェクトを発表した。
その第1弾は、00年に発表した中編映画でフルデジタルアニメーションの先駆けとなった「BLOOD THE LAST VAMPIRE」をTVシリーズ化する「TV Series BLOOD」。スタッフなどの詳細は不明だが、劇場版「BLOOD THE LAST VAMPIRE」は、60年代の日本を舞台に刀を手にした少女がバンパイアと戦うという内容で、クエンティン・タランティーノが「キル・ビル」で栗山千明が演じたゴーゴー夕張のイメージに影響を与えた作品として挙げていたタイトル(詳しくは、必見!注目作特集「キル・ビル」元ネタ大辞典を参照)。そのTVシリーズ化とあれば、アニメ界を問わず関心を集めそうだ。
新プロジェクトの第2弾は、世界最大のアニメーション専門チャンネル「カートゥーン・ネットワーク」と共同製作する新作アニメ「IGPX」。西暦2048年の世界で、IGマシンという人型高速競技メカを用いたレース“Immortal Grand Prix”に挑戦する主人公の姿を描く、全26話のTVシリーズだ。世界160カ国で放送されているカートゥーン・ネットワークとのコラボレーションなだけに、こちらも世界的に注目されるだろう。
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取材 オリジナル 国内映画祭
