「SAYURI」の芸者役が、三蔵法師の映画を引っ提げ来日
2005年3月22日 12:00
ジャッキー・チェン主演「ポリス・ストーリー」や007の第18作「トゥモロー・ネバー・ダイ」、チョウ・ユンファ、チャン・ツィイー共演のアン・リー監督による武侠アクション「グリーン・デスティニー」などで知られる女優ミシェル・ヨー。その彼女が自らのプロダクションを設立して第1回作品として作り上げたアクション・アドベンチャー「レジェンド/三蔵法師の秘宝」を引っ提げ来日。3月22日、東京・新宿のパークハイアット東京にて記者会見を行なった。
北京、青島、敦煌、そしてチベットと中国大陸を横断するスケールの大きな撮影を敢行した本作。キャストも「シン・レッド・ライン」のベン・チャンプマンや「M:I-2」のリチャード・ロックスバーグなど国際色豊かな顔ぶれ。「ヴァン・ヘルシング」などでも悪役を演じていたリチャード・ロックスバーグについて、ミシェルは「彼の起用は『ムーラン・ルージュ』を観て決めました。キャストは基本的にアジアだけでなく、ヨーロッパでも通用するように選びました」と本作の国際性をアピール。
また、ボンドガールや12月に日本公開予定の「SAYURI」にも芸者役で出演するなど、国際的な活躍をしている自身のキャリアについては「別に国際的な女優になることが夢だったというわけではなく、常にチャンスを掴んで、怠けずにベストを尽くしてきただけです。運命は巡り巡るものですから」と語った。「レジェンド/三蔵法師の秘宝」は4月16日より全国ロードショー。