「ラスベガスをやっつけろ」の原作者が自殺
2005年2月22日 12:00
2月20日、作家のハンター・S・トンプソンが、コロラド州アスペン近郊の自宅で銃を使って自殺した。67歳だった。
トンプソンは、ゴンゾ・ジャーナリズムの先駆者として知られるノンフィクション作家。「ゴンゾ」とはイタリア語で「ならず者」の意。ラスベガスへの旅を記したロード・ノンフィクション「ラスベガスをやっつけろ」は、テリー・ギリアム監督、ジョニー・デップ主演で映画化された。ちなみにギリアム監督は、原作について「アメリカン・ドリームが決して実現しないことへの絶望について書かれたものに思える」と語っている。