日本中が驚いた!カンヌ映画祭結果発表
2004年5月25日 12:00

23日に閉会した今年のカンヌ映画祭。最高賞であるパルムドールは、話題性抜群のマイケル・ムーア監督「華氏911」が受賞したが、何と言っても日本中を驚かせたのは、中学3年生の柳楽優弥(やぎらゆうや)くんの主演男優賞受賞。俳優賞は日本人として初、しかも14歳というのはカンヌ史上最年少記録というセンセーション。柳楽くんは是枝裕和監督の「誰も知らない」で、母親に捨てられた父親の違う4人の兄弟の長男を演じたが、受賞から一夜明けたとたん、「誰も知らない」14歳は「日本一有名な」14歳に早変わりしたわけで、所属事務所には取材の申し込みやCMへの出演依頼が殺到中とのこと。「誰も知らない」は7月下旬日本公開予定である。その他、主な受賞結果は以下の通り。
◆パルムドール
◆グランプリ
◆最優秀監督賞
「エグザイルス」トニー・ガトリフ(アルジェリア)
◆最優秀女優賞
◆最優秀男優賞
◆脚本賞
アニエス・ジャウイ、ジャン=ピエール・バクリ
「ルック・アット・ミー」(アニエス・ジャウイ監督/フランス)
◆カメラ・ドール(新人賞)
「Or」(ケレン・イェダヤ監督/イスラエル)
◆審査員賞
「トロピカル・マラディ」(アピチャッポン・ウィーラセタクン監督/タイ)
イルマ・P・ホール(「レディー・キラーズ」出演女優/アメリカ)
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